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口頭

人形峠環境技術センター露天採掘場跡地におけるラジウムを高濃度に含む地下水の成因

竹内 絵里奈; 富田 純平; 小原 義之

no journal, , 

一般的な地下水では$$^{226}$$Ra濃度と塩分に正の相関があるが、人形峠環境技術センター内露天採掘場跡地では低塩分にも関わらず$$^{226}$$Ra濃度が高い地下水が存在する。本研究では、人形峠環境技術センター内露天採掘場跡地の地下水中のRa同位体、岩石試料のU系列とTh系列の核種濃度の測定を行い、淡水系にも関わらず$$^{226}$$Raが高濃度となる地下水の成因について考察した。本研究で得られた地下水中$$^{226}$$Ra濃度は、塩分の増加とともに高くなる傾向が見られ、国内の淡水系地下水と比べると塩分から予想される値よりも高い濃度であった。地下水中の$$^{226}$$Ra濃度が最も高濃度であった観測孔に着目すると、U抽出後に捨石中のTh同位体($$^{232}$$Th, $$^{230}$$Th)から成長するRa同位体の放射能比($$^{228}$$Ra/$$^{226}$$Ra)は、地下水中の$$^{228}$$Ra/$$^{226}$$Ra放射能比よりも1桁以上高く見積もられる。このため、捨石中のTh同位体の$$alpha$$壊変に伴う$$alpha$$反跳によるRaの供給では、水中の$$^{228}$$Ra/$$^{226}$$Ra放射能比を説明することは困難であり、水中の$$^{226}$$Raは捨石中の$$^{226}$$Raを高濃度に含む鉱物等からの溶出により水中へ供給されている可能性が考えられた。

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